2021年11月25日木曜日

アルバムの発売日を告知をする頃には

アルバムの発売日を告知をする頃には
色々落ち着いてのんびり過ごしているんだろうなぁなんて思っていたら
真逆の日々が待っておりました。
これが自主レーベルの宿命か、と楽しい日々を過ごしております。


そんな完全自主制作アルバム「 めぐるうた」から
2曲先行で配信しているんで
よかったら、お先にどうぞ。!
違うタイプのいい感じの曲です。


「いつかの二人 (feat. BOO)」


「TSUMAMI (feat. HI-KING TAKASE & GAPPER)」


CD売れないと言われるご時世ですが

CDを待ってくれてる方がいましたら大感謝です!!
12.8までもう少々お待ちください。





_______________


Artist:WATT a.k.a. ヨッテルブッテル

Title:めぐるうた

Release Date:2021/12/8 (Wed)

Label:牛山企画

Number:UYKD-010

Format:CD / DIGITAL

Price:¥2,500+Tax (CD)



Track List:

01.めぐるうた Intro

02.相槌

03.New Verse

04.TSUMAMI feat. HI-KING TAKASE,GAPPER

05.Sagami-Ono Sta. (2020)

06.いつかの二人 feat. BOO

07.Act Like You Drunk

08.青春のヒビ 〜至ってる〜

09.DARE feat. HUNGER,ポチョムキン

10.想巡

11.また遊ぼう (Album Mix)

12.IVANterlude

13.調子どう?

14.Born Again



『前作「栞」以来6年ぶりとなるWATT待望のニューアルバム。

今作も全てのラップとビートメイクを自身が手掛けた完全セルフプロデュース作品。

客演にはHI-KING TAKASE,GAPPER,BOO,HUNGER,ポチョムキン,DJ JUCO,DJ MUが参加。

nadenecoによる秀逸なアートワークも本作品を読み解く重要なkeyとなっている。』


_  _  _  _  _  _  _  _  _  _


WATTとの出会いは恐らく2006年辺り。

彼は当時2MCの「韻部」として活動しており、

「Mu-Sick」なるそれはもう筆者にとっては相当なクラシックを作り出した天賦の才持つ若者だった。


そんな彼のNew Album「めぐるうた」が2021年に到着。

2015年の前作「栞」を更に凌駕する彼の突出したBeat,Rap,Melodyセンスが多分に収められている。

14曲それぞれが無限に輝きつつ、着地点は1つのテーマで繋がるアルバムだ。


これまで積み上げてきた彼のキャリアも大いに語りたいところだが、

ここでは飽くまで本作に絞り、その突出したセンスをひとつまみしてみよう。


「相槌」でのDilla,Commonへの敬愛で見せる根っから一途なB-Boyイズム、

どこまででも突き抜ける堪らない爽快感にBOO氏の歌声でその力を増す「いつかの二人」、

既出シングルで十八番と言えよう本作屈指のバンギンチューン「DARE (feat. HUNGER & ポチョムキン)」、

同じく既出シングル、HipHopブルースとでも呼びたくなってしまう気だるいトラックに哀愁漂うサビが印象的な「また遊ぼう」、

ラストチューンに相応しいホーン・メロディ・リリックが狂おしい三つ巴の様相を見せ、ふと頬を濡らすであろう「Born Again」。


日毎夜毎、己のBeatとリリックに一喜一憂し、

クラブで気の知れた仲間たちと乾杯を繰り返し朝を迎え、

愛しい我が子の笑顔に万感の思いを馳せる。

等身大のWATTのストリートライフが十二分に伝播される作品だ。


R&Bには「変わりゆく、変わらないもの」なんて言葉があったりするのだけど、

WATTは今作でHipHopを「輪廻」と提唱して魅せた。

寄せては返す波の音。

出会いと別れ。

家族の死があり、家族の新たな生命を授かる。

Beatを切り刻み、新たなLoopを創作する。

自分とはいかに?

自問自答の繰り返し。


数を積み重ね、時を経たからこそ自然で無垢に吐露された「めぐるうた」。

ああ、僕も君も至ったもんだ、ねぇWATT??

(Text by RYJZ1)


_  _  _  _  _  _  _  _  _  _



「めぐるうた / WATT a.k.a. ヨッテルブッテル」

牛山企画通販 初回特典:サイン入りステッカー

▶︎御予約はコチラから◀︎